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【シングルマザー体験談】離婚して苦労することと対処法

ちょっと役に立つ話

近年、離婚率は上がっていると言われています。

私が離婚を決断した頃と比べ、格段に離婚する人が増えたように思います。

最近、私の勤めている会社の若いパートさんも離婚され、シングルマザーとなったようです。

離婚に対する考え方は昔に比べ、ハードルが下がっているのでしょう。

とはいえ、離婚後の不安を抱えている人も多いと思います。

実際、離婚後シングルマザーとして子育てをしながら生活していくのは大変ですし、苦労も多いです。

養育費の取り決めはしたものの、きちんと養育費を払ってもらえないケースが多くあるのも事実です。

そこで、実際に離婚しシングルマザーとして子供を育て、自立させた経験のある私の体験談をお伝えします。

【こんな人に読んでもらいたい記事です】

  • 離婚したいけど、シングルマザーとしてやっていけるか不安・・・
  • 離婚しようか迷っている人
  • 離婚したら、どんな事で苦労するか知りたい人

【この記事を書いている人】

現在、50代後半の零細起業の会社員。一人暮らし。
31歳で2人の息子を抱え離婚、シングルマザーとなる。
長男は薬科大に進学 → 薬剤師
次男はIT系専門学校 → 大手IT企業 → 先輩と一緒に起業
50代で家(中古物件)を購入。
現在はせっせとローンを返済しながら、節約生活中。

貧乏なシングルマザーでも、子供を薬学部へ入学させた方法の詳しい記事を書いています。

興味のある方は読んでみてください。

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離婚して苦労したこと5つ

では、離婚して私が苦労したなと思うこと5つをご紹介していきます。

経済的に苦しい・お金がない

第一番は、なんと言ってもお金のこと!

経済的な問題が一番苦労することです。

正規雇用で安定した仕事に就いていたとしても、自分の稼ぎしかない訳ですから当然のこと。

大企業の社員や公務員でもない限り、恵まれた給与がは望めません。

まして、非正規雇用ともなれば、給与額は大幅に低くなる訳ですから、経済的には相当苦労します。

厚生労働省の調査によると、母子家庭の平均年収は【243万円】ほど。

※ここでいう平均収入とは、生活保護法基づく給付、児童扶養手当等の社会保障給付金、就労収入、別れた配偶者からの養育費、親からの仕送り、家賃・地代などを加えた全ての収入額

同じひとり親世帯でも、父子家庭の平均年収は【420万円】ほどなので、母子家庭の年収がいかに低いかわかります。

参考サイト:厚生労働省・平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告

平均収入から、給付金や養育費等を除き、かつ、税金・保険料・年金を引かれると・・・

実質の月収額は手取りで 13〜14万円ほどになるのではないでしょうか。

いかに母子家庭の経済状態が苦しいかわかっていただけると思います。

私自身、当時は子供の物はなんとか買うようにしていましたが、自分の物は、靴下一足買うのにも躊躇しました。

売り場で、自分用の靴下を手に取り、そしてしばらく悩み、そっと戻す・・・

当時を思い出すと、その時の悲しさが蘇ってきます。

それぐらい経済的には厳しいです。

対処法・支援制度を利用しよう

母子家庭には国が援助する制度が色々あります。

支給制限等もある手当もありますが、支給要件を確認し利用できる制度はしっかり利用しましよう。

主な支援制度・手当はこちらにまとめてみました ⬇

  • 児童手当:全ての家庭を対象とした支援策
  • 児童扶養手当:母子家庭および父子家庭を対象とした支援策
  • 母子家庭の住宅手当:母子(父子)家庭で未成年を養育していて、家族で居住するための住居を借りて月額1万円を超える家賃を払っている人に対象とする支援策(自治体の制度のため、実施してない市町村もあります)
  • ひとり親家庭の医療費助成制度:母子(父子)家庭で健康保険自己負担分を助成する制度
  • こども医療費助成:子供の医療費の自己負担分の一部が助成される
  • 生活保護:最低限どの生活を保障しながら本人の自立をサポートする制度
  • 児童育成手当:18際までの児童を扶養する母子家庭対象の支援策
  • 遺族年金:配偶者が死亡した母子家庭が受け取ることができる

体験談

私の助かった手当、ランク1位と2位をご紹介します!

児童扶養手当

所得による支給額の制限がありますが、子供が18歳になった3月31日まで支給され、月額の支給額が大きいので必ず申請し受給しましよう。

高校を卒業するまでという目安ですね。

支給要件

父母が婚姻を解消した児室、父又は母が死亡した児童、父又は母が一定程度の障害の状態にある児童、父又は母の生死が明らかでない児童などを監護等していること。

【支給額の例】

全額支給一部支給
月額43,070円43,060〜10,160円
加算額(児童2人目)10,170円10,160〜5,090円
加算額(児童3人目以降1人につき)6,100円6,090〜3,050円
支給額

私の場合、所得制限により全額支給ではなく、一部支給で手当を受けていました。

それでも有ると無いでは大違いです。

2位

ひとり親家庭の医療費助成制度

子供はよく風邪もひきますし、熱も出します。

その度に病院へ通うと医療費が大変。

この制度を使うと、子供本人はもちろん、保護者である母親も対象となるため医療費(健康保険自己負担分)を市区町村が助成してくれます。

次男が病気で長期入院した事があり、健康保険の自己負担分が免除されたので大変助かりました。
2ヶ月に及ぶ入院でしたし、入院費、治療費の支払いがなかった事で支払いの不安をすることなく治療ができました。

母子家庭は、ほとんどの家庭で貯蓄がありません。

一時的でも支払わなければならないお金が無いのです。

そんな時、不安なく医療を受けられる制度は大きな助けでした。

住居・住む場所問題

生活していく上で大きな問題となるのが住居です。

経済的に大きな負担となるのが家賃。

ここをどれだけ安くで抑えられるかが生活を維持するネックとなります。

親と同居が可能であれば問題ないですが、そうでない場合、多くは賃貸住宅を契約するこになるでしょう。

その際、審査項目をクリアする必要があります。

審査項目で一番重要なのが「安定して家賃を払うことができるか」とい点です。

対処法・公営住宅を申し込もう

公営住宅は、母子家庭への支援制度として優先的な入居を実施している自治体も多く、利用することをオススメします。

私も離婚後しばらく家賃の安いアパートに住んでいましたが、運良く近所に規模の大きな公営住宅が新築され、入居募集があったため、抽選に申し込み当選する事がでしました。

公営住宅は、入居世帯の収入に応じて家賃が決まるので、低収入の私はすごく安い家賃で入居することができました。

公営住宅へ入居できたからこそ、安い給料でも生活を維持できていたと言えます。

公営住宅への入居が叶わない人は、UR賃貸住宅がおすすめです。

なぜなら、一般的な民間の賃貸住宅と違い、礼金や仲介手数料が不要だからです。

初期費用を抑えられるので検討してみるのも良いでしょう。

シングルマザーの仕事の問題

離婚に向けて、生計を維持するための仕事探しと仕事選びは大事なことです。

離婚してシングルマザーとなる人の多くは、子供が小さいことが多く、仕事を探すときに制限される事が出てきます。

  • 保育園の送り迎えの時間による制約(残業ができない等)
  • 小さい子供がいると企業から敬遠される(急に休まれると困る等)

対処法

子供を保育園に預ける場合は、送り迎えの時間を考え、勤務時間や残業の有無のを確認をしましょう。

シングルマザーに理解がある職場であるかをチェックしておくことをオススメします。

私の場合、採用された時にすでに1人のシングルマザーさんがいたので、理解ある会社だと認識しました。

主婦の方が多いというのも職場を選ぶ基準になると思います。

もしも、子供の急な体調不良などの時、近くに頼れる人をつくっておく。

もしくは、両親が協力的であれば、実家の近くに住むという選択もあるでしょう。

少しでも有利で待遇の良い職場を見つけるには、自分のスキルを上げることも必要です。

自宅でできるオンライン講座がおすすめ ⬇

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子供に申し訳ないという負い目を感じる

離婚時に子供が小さいと、離婚の理由や経緯を説明して理解できる訳ではないので、子供からしたら
「なぜお父さんがいなくなるの?」という事になります。

父親が居ないという状況を作ってしまった負い目をずっと感じる事になります。

親の勝手で離婚する訳ですから

子供が高校進学時、「ここの学校に進学したい」と言われた時、学費面で無理だったので断念させた時、申し訳なさでいっぱいでした。

普通に父親がいて、二人で共働きしていたら可能だったと思うと、子供に「ごめね・・・」と言うしかなかった。

対処法

子供としっかり向き合う事。

きちんと話をし、現状を説明し納得させる事。

子供もある程度の年齢になると、自分の家庭の状況は理解してきます。

出来ないことは、きちんと説明する事が大事です。

最近、30代になった息子に聞いた事があります。

「お母さんが離婚して、辛かったこともあったよな」

「おかんは頑張ってたんちゃう。そんなん気にせんでええよ。」

この一言に救われました。

何事も自分ひとりで決断しないといけない

子供の健康・進学、お金の悩みなど、本来で有れば夫婦ふたりで相談し決断すべき事を自分ひとりで決断しないといけない。

精神的なプレッシャーが大きいです。

すべてを自分で全部抱え込んでしまう傾向があるので、心身に異常がでる人も多いです。

対処法

身近に相談できる友人、信頼できる人を作ること。

シングルマザーの交流サークル等を利用するのも良いですね ⬇

ひとり親交流サークル”エスクル”

今ではSNSを利用して交流も可能です。

ひとりで悩まず、人とつながっていきましょう。

同じ悩みを持つ者同士、悩みなどを相談できる場が有るのは心強い。

シングルマザーになってよかったと思えること

離婚して苦労することは多いけれど、良いこともあります。

私が良いと思ったこと5つ

  • 嫌な人と一緒にいることで起きるストレスからの開放
  • 自由であること
  • 夫、義父母に気を遣わなくてよい
  • 依存心がなくなる
  • 精神的に強く成長できる

まとめ

離婚してシングルマザーいなることは苦労が多いことは確かです。

覚悟を決めて決意してくださいと伝えたい。

私自身は、離婚して後悔は一切していません。

あの時、決断してよかったと思っています。

離婚の意思が固まったら、離婚をする前にやって欲しいことをまとめています。

こちらの記事も読んでみてください ⬇

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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